2021.4.24 瑞浪 新人いじめの2大巨頭

逃げなのか、なんのかわからないが、唐突にクラックがやりたくなり、瑞浪へ。
今年は瑞牆のマルチもある程度やれるようになりたいのもあり、そろそろ例年のごとく夏に向けたクラックトレーニングが必要なタイミングになりつつあったのもある。

鳳来、その他のスポーツルートでメタメタにメンタルをやられ、リードって楽しくないと思うようになり、レストの仕方やクリップ時の体制が悪いのか鎖骨周りがずっと痛く、筋肉も硬直してしまっており、また胸鎖乳突筋の端部の痛みもあった。
原因はわかっている。狐の嫁入りの上部で軽い過呼吸になってしまった。
そうストレスである。

そんな気乗りしない状態で鳳来に行っても登れないのはわかっているし、登れんものは登れないので、気分転換も必要だ。あとは、痛いのやだし。(クラックは別)

この日はとにかく楽しかった。クラックが思うより登れたからというのもあるが、保持力とか全く関係なく、体をどう挟み込むのか、とにかく突っ込むだけの単純明快であったからなのかもしれない。

山行計画時に「そろそろ新人とハッピイは落としたい」と言っていたのを有言実行できた日だった。
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ハッピークラック、新人、エース、アッタクと触りに行く予定だったが、アダム伊藤パーティーがウォームアップで取りつきにいたので、新人から始めた

新人クラック 5.9 RP(当日2便目)、通算リード5トライくらい
山岳会に入って瑞浪のクラックを初めて触ったのが2017年の12月末。
その時初めて触った課題が新人クラックだった。忘れもしない、デッドみたいに一気に右手差しを行った時に上腕三頭筋から肩にかけての筋を痛めた。それ以来クラック嫌いにさせたルートである。
瑞浪では新人は大体これをやらされる気がするが、新人泣かせクラック、新人いじめクラックと皆んなから言われている。
トップロープではスイスイできるようには以前からなっていたが、リードになると変容する。
そのためまだRPできていなかった。

朝一の1便目:
息巻いて出陣するも、一手目からジャミングが効きづらい、滑る、そしてテーピング外れた。ジャク豆でフォールした時もこれでやられた。仕方ないので一旦降りた。
2便目:
ジャミンググローブは邪道だが、テーピングもないし、滑るししょうがないから使うことにして、使ったらめちゃくちゃ止まり、そのまま上まで抜けた。使ったプロテクションが2番と3番の2つだけだった。プロテクションの取り方、もっと気をつけないと。
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ハッピイクラック 5.10a RP(当日3便目)通算リード5トライくらい
これも新人泣かせの部類にはいるが、初めて触った時はうんともすんとも行かないものだったが、いつの間にかトップロープで行けるように。過去リードトライは2回ほど。
これもアンハッピークラックと勝手に呼んでいた。
1便目:
とりあえず感触を見るために上る。途中足上げと体あげができず、力尽きテンション。
とりあえずトップアウトしたが、プロテクションが0.4と3番の2つだけという意味わからない取り方で抜けた。アダム伊藤はカム6つセットするらしいが、真似できない。
2便目:
無駄に滑る。湿気も上がっている。かつ、ロープを結び、靴を履いている最中いや前からだな、微妙な便意が。とりあえず気にしないようにして上ることにした。
やはり滑る。もたついた3番セットもでき、あとは抜けるだけだったが、踏ん張ったら出そうになった。完全に集中力を持って行かれ、ブラウンパンツのことしか考えられず、うんこがでそうだった。
もちろんやめた。
3便目:
アストロドーム左、エースをねらえ、あーらよをAyukoさんに合わせ皆んなでトップロープでやった後、再度挑戦。
やはり若干のヨレがあった。途中テンションかけたセクションは足置きを違うところにし、上げようとするものの、足がかからず何ども滑り落ちるが、手はしっかり止まっているのでフォールせず。
3回くらいずるっと滑って、それで結構消耗したが、もう根性で登り切ってやると登りきった。
やっとの思いで無事にRP
↓叫びあり。音声注意。


この日はクラックオンリーで6本(アストロドーム左は登れなかったのというか離陸もむりだったので除外)だったので、帰宅途中にご飯。
コスパ良しの中華を食べて帰宅した。
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安定の油淋鶏。うまかった。