2022.9.10 クライミングジム鳳来 〜避けられなかった鳳来の呪い〜

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ロックビーンズで叱咤激励を受けて、スポートの復帰を10月序盤と考えていた。

この夏の予定の計画が全て天候でダメになったせいで、小川山の予定が潰れ、クラックもやれていないし、マルチもやれていない。
小川山に行く時に、ワイドクラッカー北平さんのクラファンでステッカーを受け取りに行く予定になっているのだが、早くしないと北平さんが出発してしまう。
で、9/17,18で計画していたものの、案の定台風が発生しダメになった。
 
永遠のザイルパートナー神保さんと予定していたので、近場に変更することに。
天気予報と睨めっこすると一番気温が低いのは鳳来で、瑞浪はクソ暑そうなレベル。
アプローチ遠いからやだなぁと思っていたけど、ここまで鳳来が避けられて空いているのを何度も目の当たりにしたり、Kowallリード店に行くのに鳳来方向に誘導されたりと、前からお告げはあったようなもんだし、もう呪いの類だと諦めて鳳来に行くことにした。
 
久しぶりの鳳来、せっかくなのでカズミさんも誘ってみると、偶然にもガンコに行く予定にしていたということで、現地でご一緒することになった。
 
当日、駐車スペースへ向かう道は若干湿っていた。
久しぶりすぎで2人とも小瀧橋駐車場までの道が若干うろおぼえだったが、先に到着していたカズミさんと旦那さんと落ち合い、8時23分に出発。
ガンコまでジャスト1時間のアプローチで時計を見たら9時23分だった。
 
道中しっとりしており、蒸し蒸し、気温もそれなりに高く汗が止まらない。
アプローチの途中で「今日はもう登り込みのトレーニングに切り替えよう」と腹をきめた。
三連休の中日で、近場の天気的にも鳳来を選ぶ人が多いんじゃないかと思っていたが、駐車場の車の台数がほとんどなく、自転車も3台しかなくて「あれ〜?珍しいな」と思いながら、貸切か?と思っていたら、我々だけの貸切になった。
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基礎練を始めてから頑なに拒んだ鳳来でのリード。
基礎が固まっていなくて変な癖がついたり、体がまた痛くなったりするのが嫌だし怖かった。
当日も痛くなるの嫌だなという気持ちはあった。
目標として昔RPしたルートを全て再登しようと決め、今日は10本登ろうと腹をくくりどんどん登ることにした。
 
まずはかんたんじゃないかんたん10aでアップし、その後2年半前にすんなり登ってしまい、ほとんど記憶になかったタップダンサーの再登を目指す。
かんたんで既に腕が微妙、中腹にあるガバカチホールドでどんどん吸われる、ホールドが見つからず行ったり来たりしていたらパンプしてテンション。
上部ではルートがわからずテンションした。記憶と全く違い、「左右にこんなに行くルートだったっけか!?」とトップアウトし、やる気を無くしてそのまま降りた。
 
次はもう11aなので、冷たいやつを触る。
じっくりホールドを眺めオブザベしていて気づいた、なぜこのルートに苦手と感じたのか。
序盤で核心が出てきて、心の準備ができていないところをついてくるからなのと、ちょうど壁と体の間合いが近くなるからだというのを改めて発見した。
 
神保さんが先行で登ってくれたので、ヌンチャクをお借りして、すんなり核心と思われる箇所へ。
「またですか、いやぁこんにちは、ホールドがみつからねぇ!」状態。
いくつかキーホールドとムーブを確かめ、そのままトップへ。
 
なんか嫌になったので、お口直しにカズミさんがかけてくれたユカ 11aをやる。
個人的に11aのなかで一番簡単に登ってしまい、タップダンサーよりも簡単だった、11aじゃないと周りに言ったルート。
他の11aと比べてわりかし短く感じ、核心がワンポイントだったので、記憶にある程度残っていた。
がやはりほぼオンサイト状態。
落ちるかもなーと思いながら、なんとか一回で再登。腕が既に爆発しそうである。
過去に思った感想と同じで、タップダンサーの方がキモく難しいと感じてしまった。
 
その後、また冷たいやつに戻り、本日2回目で再登。流石に疲れてきたのか、最後は息も絶え絶えだった。
多分他の人が使わないであろうガバポッケを経由している。(リーチで解決が否めない)
過去登れた動画とも違うところを使用している。
 
本数的にはまだ4本しか出していないので、もっと登らないとと思ってどすこい11aに手を出す。
マスターで登る。トラバースのところまで、言ったが、
「ホールドこれ?あれ、ここか?あれ?ねぇえぇぇぇぇ!」でテンション。
過去できなかったことがすんなりでき、ムーブ解決もできてしまった。
11台を楽しむというのはこういうことなんだなと実感したし、それができるレベルになったということなのかなと嬉しくなった。
もう一回登ればよかっただけど、暗くなってきているし、急がないとと思い、回収して降りる。
 
もう腕がやばいので、最後の追い込み。
トップロープで冷たいやつをやる。すんなりだったところが疲労で手が出せない。
「うぇ〜〜〜い」状態wwww
途中敗退し、間髪入れずにかんたんへ。もちろん2回テンション。
腕はぽんぽこぽんである。
 
トップロープ、テンションかけたのもあるが、とりあえず全7本で終了。
講習会ルートやるの忘れた。またの機会だな。
 
<登った順>
かんたん 5.10a 再登
タップダンサー 10d 2テンTO
冷たい男 11a 1テンTO
ユカ 11a 再登
冷たい男 11a 再登
どすこい 11a 2テンTO
冷たい男トップロープ 途中敗退
かんたん 2テンTO
 
一応8本だしてた…wwww
 
<スポート復帰の前哨戦を終えての感想(基礎練の成果)>
基礎練を続けてきて、身についているか自信はないし、登攀力も上がった感覚もない。
周りからケツを叩かれてようやく実践に戻ったわけだが、今回このタイミングで来てよかったと思った。
 
純粋に、心から、グレードを気にせず「クライミング楽しい」、「もっと登りたい」
そういう気持ちが登っている間全くつきず、リード特有のハラハラ感、緊張感を楽しめている自分がいた。7本登った後でも物足りず、もっと登りたいと思った。
帰りの晩御飯でいつも寄る福寿司の丼セットが格別に上手く、また「こんな清々しい気持ちでご飯をここで食べられたのは初めてだ!」と思うほどに楽しくて仕方がなかった。
 
当たり前のことを書いたのだが、この当たり前ができなくなってしまう人が少なくはないんじゃないかと個人的に思っていたりします。僕自身がそうだったのもあります。
基礎練を始める前の当時の体の状態と心境を合わせて正直に記載します。
 
今回再登した11aのルートは記録を見ると2020年の3月や4月頃登っているが、それ以降再登できずそのままだった。
過去に12aを登ったが、その後指を完全に痛め、鎖骨周辺の筋肉が痛くなり、リードのモチベーションが上がらなくなった。ボルダーでも痛くなるようになり、いつしか登る行為自体を楽しむことができなくなってしまった。
そしてどんどん下手になっていく感覚しかなく、それでも11台が登れる様、ジムで登り込んだり、自分なりに色々していたものの、岩場に来ても登れず楽しめず、周りがどんどんルートを登るのを眺め、悲しくただただ虚しい気持ちになるだけだった。半分病んでいる状態だったと思います。
最終的に、花崗岩の5.10aも登れなくなるような状態になりました。
何をやってもダメなんだと、センスがないんだと、自分でそう思うようになり、最後の砦で残っていた登りたい気持ちもいつしか消え失せ、半ば逃げるようになり、向き合うのをやめました。
「頑張っても報われないし、何も残らない。結局これがないとダメな訳じゃないし、人生それが全てじゃないからもういいや」なんてクライミングしない普通の人たちからしたら、当たり前のことを思っていたわけです。
ただ、クライミングがしたい、高グレードを登ってみたいと思うクライマーにとっては、ここまでくると死活問題な訳です。負のスパイラルです。
 
その後、やっと部活道レッスンを受けることができ、受講後に腹をくくりました。
「もしこれをしばらくやって自分のなかで何も変わらず成果が出なかったら、本気でクライミングを辞める。これ以上ダラダラ続けても体を壊すだけだし、何も変えられない」
そう決意し、今に至ります。
 
1年基礎をやり込み、誰がなんと言おうと室岡さんから「外行っていいよ」と言われるまでみっちりやろう。そう考えながら気づけば1年3ヶ月基礎だけに特化して打ち込み、外が恋しくなったら軽いボルダー、クラックはOKとしてやってきた。(実際はたまにスポートに行ったが、ほとんど登り込んでいない。写真撮影してました。)
変化は徐々に現れ、その変化を周りからも言ってもらえるレベルになった。
 
部活道の基礎八箇条が全部身についた、習得したという状況ではないが、今回過去RPしたルートを登って練習してきたことが生かせていることを実感したし、1年みっちりやっていたことが自然と動きの中で再現されていて、それが面白くて楽しくて嬉しくなった。
基礎練のおかげだと思った点としては壁との距離、間合いの概念だ。
この概念が備わったことにより、いわゆる「狭い」という感覚がはっきりわかり、かつ今自分がおこなっている動作がいい間合いにないから動きづらくなっていると理解することができるようになった。
 
冷たいやつがなぜ苦手なのかも間合いが関係しており、過去再登できなかった理由も今ではしっかり分析して把握できる。
 
なんとなくそう感じる、感覚としてあるという状態なので、上手く言語化できないので申し訳ないのですが、そういうことなのである。
僕みたいにメンタル病んでもクライミング続けたい人、成果がなかなか思うように出ない人は部活道を受けてみるのをお勧めします。
特に何が原因なのかわからない、トレーニングもしているのに上達しない、なにも変わらない、どうしたらいいのかわからないと困っている人、ジムの人に聞いても明確にならないのなら、尚更です。
ラニット@部活道がそのうち告知されると思うので東海圏の方は参加してみると良いです。
 
長くなりましたが、あと数回ほどRP済みのルートを何度かトレーニングとして登り、宿題としていたルートを片づければ、12台への挑戦できる状態になれるかなと思うので、ぼちぼちやろうと思います。
 
今週末も行けたらトレーニングに行きたいなぁと思うところではある。
 
なげぇ!!!おわり!
 

ロックビーンズ遠征 2022.9.10 〜愛が篭った邪王炎殺黒龍波をくらう〜

前回の記事で宣言した通り、ロックビーンズに遠征に行ってきた。

メンバーは基礎練パイセンKeyさん、部活道を極める会のなぜか会長改めRysaさん、
基礎練メンバーのTKMさん、そこに私の4人。
TKMさんが平日休みでわざわざ有給を取って我々に合わせてくれた。感謝。
翌日仕事もあるので、14時〜19時で登りに行く計画。

結果として、各々満足するまで登った。
TKMさんが「20時まで延長してもいいですか!?」と一言。
登っていたら楽しくなってしまったらしく、もっと登りたくなったよう。
最後は手が真っ赤になり、グラニットでも登らないような量を登り、かなり満足されていたので、よかった。
Rysa氏も「楽しかった!」と嬉しそうに言っていて、ここに一緒に来れてよかったなと思った。

<当日の細かいこと>
まずは腹ごしらえで、Rysa氏が事前に探してくれた八王子インター降りて10分くらいにある南インドカレー屋に。
めちゃくちゃゲロうま。
「俺が欲しかったカレーはこれだったのか…!!!」
と、今まで食べたかったのが南インドカレーだったことを知る(←遅いわ)
店主の推しがすごいが、そういえば姉が通っている絵画の先生がインドの方で、こんな感じの人だったなとすごく親近感が湧いた。
そしてなぜかインドなのに某チキンの親父がこちらを見てくるというギャップぷり。
また遠征の時はここで腹ごしらえしよう。
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今回色々聞くつもりでいたけれど、ロックビーンズは大盛況。
ベーシックトレーニングを受けにきた人、大阪、新潟からソロで遠征に来た方、
常連の皆さん、さらに突然現れる日本代表!!!
前に行った時よりも観察、アドバイスする人が多すぎて室岡先生は忙しそうだった。

そんな中でも空いた隙間を縫って、わざわざ我々にヒアリングしたり、「こここうして!」と小出しでアドバイスしてはまた別のお客さんのところへ足早に戻っていくという繰り返し。

せっかく来たので、みんなで比較動画を撮ろうと話して比較してみた。
前半は一手ごとに止めて、後半は通常スピードで流してます。
(※TKMさんの登りに関しては掲載しないよう本人からお願いされたため掲載していません。)
比較してみると見事に登りの中での動きが共通している。
細かく見ると違う部分、気になる箇所はあるものの、大きな分類で見るとほぼ一致する。
特に体のサイズ感がKeyさんと私は近いということもあり、動きの動作がピッタリ一致する箇所が何度もある。



過去の記事でもグラニットの課題で比較を実施したが、あれから比べて共通する度合いが上がっていることを認識した。さらに今回の場合は、それぞれのオンサイト登攀時の動画での比較となる。
初めての課題で、初めての登りで、ここまで共通しているとは自分で思ってもなかった。
今回、この比較でこれまでずっと行ってきた練習がしっかり実になって、基礎が身体に定着しているんだなとしっかりと認識できた。

この日もやはり疲れが残っていて、すぐにヨレた。
楽しみで寝不足だったのもあるし、残業疲れもあるが、登っていて思ったのはグラニットの5級と比べると体にかかる負荷が結構違った。
5級を1周するだけでヒーヒーだった。特に下半身の疲れ方が違った。
気のせいかと思ったが、Rysa氏も「下半身がきっつい!!!」と言っていたので気のせいではなかったのだろう。(Rysa氏とKey氏は前日恵那に行っているが)

ヨレた後は、2級のジャミングできる課題をリピートした。
ここのジャミングの部分は色々な登り方が存在するので、色々と楽しめる。


その後はツイッターでちょくちょくやり取りしていたロックビーンズの常連の10さんが
「せっかくなんでセッションしましょう!」と言ってくださり、初段の課題にトライするという状況になった。もちろん登れなかった。

肝心の聞きたかったことに関して、室岡先生がそばに来てくれた時に相談でもしようかなと思ったが、
ウォームアップ完了後にまず開口一番に「オーバートレーニングだ」と伝えられた。
で、「トレーニングをしっかりした分きちんとレストの期間を作って休んだ方がいい。なんなら2週間くらいクライミングから離れてもいいし、無理ならジムにいる時間を減らしたりすればいい」と伝えられた。

しばらく登って少し話せる余裕があった時に、相談すると
「もう外にどんどん行って、成果を出そう!どんどんトライして、ボコボコ落ちて、この一手が止まればのぼれるのに!っていうトライを沢山して!」と叱咤激励を受けた。

基礎練のやりすぎ、執着しすぎで怒られた生徒は全国的に見ても珍しい(やりすぎで怒られて人がいるかどうか不明)と思うが、そのうちの1人になった。
真剣にそうやって説教してもらえたことはすごく嬉しかった。
日頃から連絡をとって相談させてもらっていたこともあるが、ずっと僕の経過を気にして、考えて、見てくれていたということだ。それほど光栄なことはない。

みんなで13cくらいある長ものを触ることになったが、その際に後ろから
「本当に登りが強くなった。」と室岡先生がボソッと言ってくれた。

この一連の出来事で、「外で挑戦するスタートに立った」という実感を持つこと、認識することができた。

補足になるが、読者の方もずっと疑問に思っていたはずだと思う
「なぜ、この人はいつまで経っても難しいものに挑戦しないのか?外に行かないのか?」と

自分の性格上、1つのことにハマるとそれしかしなくなる傾向があり、基礎練にのめり込みやすいというのもあるが、ここまで頑なに人から「外岩で挑戦しようよ」、「もうあの課題絶対登れるよ」等の誘いを断り、先延ばしにし、1年3ヶ月以上も基礎練しかほぼしない状況であったのは、意図的に自分でそうしていたのがある。

「まだ早い、基礎ができてない」
そう感じ、思い、頑なに挑戦することを拒んだ結果である。
ただこの頭カチコチの状態も、自分の計画ではまずは一年と決めていた。
そこで足りないと感じた場合、不満があれば勝手に延長するだろうと考えたからだ。
予想は大体当たっていて、一年続けてきたら徐々に飽きてきた感もあり、メリハリがない、新しいことに挑戦してみようという気持ちが芽生えていたのが実際のところだ。
基礎練の先輩2人にももちろん「外で登れる!」と言われたし、グラニットオーナーのトヨバさんにも相談すると「そろそろ成果を出しに行ってきて」と言っていただいていた。
それでもなぜか踏ん切りがつかず、悩んだ。

そしてこの基礎練縛りみたいな殻を破るための最後の一撃が室岡先生から直々にいただいた
「外で勝負してこい、成果を出してこい」つまり「これだけ練習したんだから、試合して勝ってこい!」という叱咤激励だった。

気温がもう少し落ち、天候も安定してくるであろう10月から、スポートルートへの本格復帰をする。
並行してボルダーも行う。
クラックもやりたいし、マルチもとやりたいことは盛り沢山だが、スポートに挑戦したいという欲がここまで高まってきているのは久しぶりなので、ぼちぼちやっていこうと思う。

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みんなで最後にお決まりのポーズでパシャリ。
岐阜・愛知の基礎練メンバーで遠征できて嬉しかった。
またみんなで行きましょう!
ご一緒した皆さん、常連さん、他県遠征の皆さん、日本代表の方、そして室岡先生、
ありがとうございました!

夏のトレーニング期間 〜パイセンの筋トレ恫喝物語:スクワット1000回を添えて〜

気がつけば早いもので、もう9月。
ところによっては外岩シーズンに入り始め、あれが登れた、これが登れたという報告がたくさん目につく様になる時期がやってきている。
外での成果、これまでやてきたことを爆発させるということに関しては、個人的にはまだ先のことになる様に思う。

今年の夏は、数年に一度の周期で週末が大体雨でダメになるという年で、
外の予定も大体ことごとくダメになる割合が多かった。
かなり始めのうちからそういうふうに予想できたし、基本ジムでしかトレーニングしないということにもしていた。
また、この記事で言った通り、この1年の過ごし方が大きな転機となる気はしたので、次回のシーズンまでにやれることはやりまくろうと思い励んだ。
しかし、盆休み前から仕事の疲労により体調がおかしく、熱中症となり、それから体力が低下、夏バテが続き、ジムに行ってもうまく登れている気がしない、登れないという状況だった。
ここ1週間くらいで、やっとモチベーションと、疲れが取れてきた。
疲れすぎていて、座る姿勢がおかしくなっており、制御できないほどだった。

一区切りついた気もするので、この夏取り組んだことを記念に書いていこうと思う。
効果に関しては、何が効果あったとかはよくわかっていない。

筋力トレーニングの発端
6月にロックビーンズへ遠征に行った時、この夏のトレーニングについての話が出た。
室岡さんから僕は体幹周りを、パイセンKeyさんは懸垂をするというのが提案され、
「なんなら2人で一緒にやったらいいよ」
なんて言われた。ちなみに体幹レーニングは一歳やっていない。

〜この夏したことお品書き〜
・なんちゃってアニマルフロー
・つられ懸垂と加重懸垂
・スクワット(1000回)
・レンタルシューズで登る


アニマルフロー
5月末の部活道@グラニットで室岡さんに、「ずっとスクワットやってます、ウォームに100回やるときもあります。」等伝えたら、
「スクワットはもういいや!アニマルフローやって!」と動画を見せられた。それが以下の動画である。

なんちゃってと書いたのは、後に正式なアニマルフローと比べると、やり方が違い、
紹介されている動作も公式のものとほとんど違うことが発覚したためだ。
ただし、これはこれできついので、ウォームアップにやっている。
2ヶ月くらいすると、頭から終わりまで、上級レベルの動きも一部交えて、休憩入れずにできる様になった。
効果としては、クラブリーチの股関節、下腹部の使い方が、完全適用される課題があり、
役に立ったくらい。
あと多分だけど、体幹レーニングにもある程度なっていると思われる。
最初始めた時は、ゲロ吐きそうになるくらいしんどかった。

色々やるうちに、これをやるのが楽しくなり、アニマルフロー資格者の動画を見たりしていたら
「めちゃくちゃかっこいい!自分もこういうふうにやりたい!」と思い、
ついには有資格者にレッスンを受けに行くことにした。
こっちはまだ1回しか行けていないが、基本姿勢と動作が難しくてできない。
まずここができないと次のステップに行けないらしいので頑張る。
↓なぜこの人の動画がもっと上に来ないのかと思ったくらいである。



体験レッスン3回で9900円とられるという。いまだに1回行った後、残りの2回を受けていない。
初回受けた際に、首を痛めた。そのせいで、鍼灸送りとなり、思う様に登れなくなった。
「また怪我をしたら元も子もない、2度と行きたくない」と思い、行っていない。
また「上半身と下半身の連動性と体幹を鍛えたい」と伝えたが、感覚的になんか違うという印象しかなかった。大体そういうときは間違ってないので、辞めた。
アニマルフローの方がよっぽど効果がある様に思えた。

2021年末にプライベートレッスンを受けに行った際に、
室岡さんに「ピラティスとかいいかもしれないね」と言われた事による。
以前にも聞いたことがあったが、「ピラティアとピラティス似てんなぁ」とコストコで見たピラティアの冷凍を見ながら思ったことがあるくらいで、何者か知らなかった。
受けてみると効果絶大だった。
体の使い方、感覚、動作の矯正、体幹トレ、まさにこれが今の自分が探し求めていた最適解で、
必要なものであった。
初回のレッスンで、ダボっとしたゆるいパンツを履いていたので、足の膝の向き頭はっきりわかっていない状態にもかかわらず、先生から色々と身体に関して教えてもらった。
驚愕の事実は「膝が内側に入っておりニーインの状態になっている。」だった。
末端、特に足先の使い方が変わった。
登りの中でできていなかった、基礎練八か条の「靴を曲げる」に該当することが、感覚的にいまできてるとわかる様になったし、足が残りやすくなっており、2回のレッスンで明らかに変化が出た。
日常動作の見直し、修正もできるため、こっちも通い続ける。
汗まみれのスネ毛を触ることになる先生に大変申し訳ないので、足の毛を全剃りした。

つられ懸垂と加重懸垂
これはある種のいじめに近い(笑)
「今日も懸垂やりました」という文面と共に満面の笑顔のチップとデールが送られてくる。
基礎練パイセンから。
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僕は懸垂やる必要まだないって言われているのに、どうしても懸垂させたいらしい。
実際は6/5から道連れ懸垂が開始した。初回は15回しかできなかったし、それ以上やるっつもりはなかった。
日を追うごとに、回数はエスカレート。やるしかない・・・・。
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↓それから頻度が増える
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人間その気になればできる様になるもので、開始から11日目には、人生初めての懸垂100回越え。
もしかしたらウェイトトレーニー時代にやってるかもしれないが、無加重で短時間で100回したの初、ハングボードで。
8月中になると疲れてサボる日もあったり、レストの日もあるので、やっていない日も当然ある。
途中加重懸垂が始まったのもあり、回数よりも重量重視になっていた。

スクワット(1000回)
パイセンから釣られて上半身だけ鍛えるのも良くないので、スクワットを意図的に継続。
今もニーイン対策で適度にやる様にはしているが、最盛期よりは少ない。
1,000回やるつもりは全くなかったのだが、パイセンのフリによるものでもある。

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もうやるしかないなと。

翌朝まず宿題分を終わらせ、夜ジムに行って実施。
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途中から気分は刃牙の花山薫に。
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からのギブアップ。
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超絶久しぶりに筋肉痛になり、歩行困難になった。
1000回腕立てや腹筋を学生時代にやったってよく聞いたが、実践したのは初めて。
達成感はすごいが、回数重視なので質は悪い。根性は身に付くなと。
スクワットは通常の方法とヒップヒンジと呼ばれる方法を色々と実施しているが、
ヒップヒンジによる影響で骨盤が通常の姿勢で傾いていると指摘された。
適度にこれからも実施する。

レンタルシューズで登る
これは部活道でお薦めされた方法だったからというのもあるが、
基礎練用に購入したアップモックUS10がきついと感じる様になり、練習も長時間できないため、マイレンタルシューズを購入し、レンタルシューズで登る様にしている。
気分転換に外、リードジム(コウォール、エッジアンドソファ)に行ったときも基本的にレンタルシューズを使用した。
きついとやはり靴を曲げる行為がしづらいということもあり、基礎練の1つのため、そこに関して重点的に修正をかける必要もあったので、レンタルシューズで執拗にのぼっている。
身体の性能を使って踏む、押さえるという動作の感覚がかなり変わった。
無論これはずっと継続していく。


かなり長くなってしまったが、クライミングの為に、ここまで色々とやった期間はこれまでなかっただろう。
6月に行ったロックビーンズから何か変化があるのか?
その見極めとして今週末遠征に行ってきます。
また、このトレーニング期間中に感覚が変わり始めたこと、気づきが発生したこともあります。
そして、おそらく基礎練の中の転換期が来ており、基礎で身につけたことのちょっとした応用、
引き出しを増やす必要性が徐々に出てきていると感じる瞬間が多くなった。
それらを踏まえて、先生に会いに行ってこようと思います。

部活道 基礎練1年経過しての記録 2022.6.19

2021年6月19日に初めて部活道をグラニットで受講した。
その後実際に基礎練を始めたのが6月24日だったかと思う。
「基礎練習」の起点から見ると若干ずれるかもしれないが、
「部活道 受講」から考えると1年となる。
節目記念として今回も記録していきたいと思う。
ちなみに半年の時もやった。

今部活道を受講して「変わりたい」、「変えたい」、「変わらなくちゃ」とか
そもそも部活道に関して疑わしく思う人もいるし、できて当たり前だという人、受けて変わるの?効果あるの?とか思う人はいるだろう。

とりあえず、この一年を詰め込んだ比較動画を作ったので、ご覧ください。↓


変わるのか、変わらないのかで言ったら、動画が既に結果を表している。
変わります。
変化幅は微々たるものから大きなものまで。
奇跡的に、録画した動画の服が2つとも一緒だったことを覚えていたので、一年後も同じ服装で撮影できた。
自身の変わっている部分は体重、髪の長さ、クライミングシューズのみ。
登っているのはグラニットにある過去の部活道課題5級。
ホールド替えがあっても確実に残るベンチマーク課題を今回も登っている。

登りは変化したのは分かったけど、基礎練を通して他に変わった事は何かあるのか?
と聞かれれば、これも既に前回の投稿で書いてしまった様なものだが、
別の切り口で書いてみよう

・生活の時の姿勢が良くなった、肩こりが減った
・ウォームアップ方法が変わり、最低30分はウォームにかける様になった
・普段の体のケアの仕方が変わった
・体格、筋肉のつき方が変わった、腹回りがシュッとなった
・スクワット野郎になった。(先日、1日に1040回を達成、久しぶりに翌日筋肉痛になった。)
・相変わらず指単体の保持力、カチ力というのはないが、体幹を使用しての保持力が上昇していると感じる
・シューズの適正サイズ感覚が1~1.5あがった。練習用は10.5
・胸郭運動をやたらめったら発動させなくなった。
・コンスタントにホームジムの3級を登り返すことができ、2級もものによっては登り返すことができる。
・師匠である基礎練サイヤパイセンとちょっと登り方が似てきた。
 =基礎練で気を付けるところは同じなので、登りに共通するところが出る
 これも比較動画を作った↓


色々些細なところで記載してみたが、クライミングが上手くなっているという感覚は一切ない。
まだまだ修正すべき点は多い。
ここに関しては部活道極める会の3名とグラニットオーナートヨバさんで登りあって
比較した動画があるので、基礎練1年生と、熟練者の違いがわかりやすい動画を引き合いに出しておこうと思う。


この一年、やったことのない動き、使ったことのない体の部位の発見があり、
そこへちょっとした意識が刺激となり、種ができ、芽となり、それが次第に感覚へと花開く。
基礎練の過程はそんな感じの繰り返しでした。

基礎練暦1年となった今、
「3年後の自分の為に登る」
がついに
「2年後の自分の為に登る」
となった。
キソレニスト2年生として、もっと頑張ろう。

今後、記載する内容としては個人レベルでしかわからない内容となってきており、部活道のレッスン内容と直結し、語ることが許されないレベルの情報が大きな割合を占めてきている。
部活道の記録はこれまでよりさらに頻度が少なくなっていきます。
これまでの記録が誰かにとって1mmでも励みや、良い参考材料になれば、記録し続けてきた身としては嬉しい。

これからも怪我なく、健康的なクライミングを!

2022.6.4 僕らの本当の部活道(5/28分)@RockBeans

タイトル名が「?」な感じだと思うが、要はロックビーンズに遠征にいったという話。
元々、日帰りでゆったりマルチに行こうと基礎練パイセンのKeyさんと約束していたものの、天気が不安定そうだし、とくにマルチじゃなければならないということもなかった。
そこに加え、先日の部活道@グラニットに関しては我々両者ともに、登りを見てもらって何かアドバイスなどをいただいたわけではなかったこともあり、パイセンも一度行ってみたいとずっといっていたので、タイミングとしてはベストだということで、八王子に乗り込むことにした。

で「本当の部活道(5/28)」と書いたのは、今回遠征した内容が部活道のレッスンそのものだったからだ。
我々2名ともに今後のトレーニングの進め方、修正箇所を細か書く指導してもらえた。

この日、奇跡が起きた。
1日の流れとしては以下の通りだ
・北と西の希少種基礎練クライマーと未来の強強ユースクライマー
・そこに現れる八王子の基礎練熟練者
・全員参加型のいきなりの基礎練セッション
・22時からの雑談と面談

朝、向かっている途中「遥か北から西から生徒たちがマッチョマッチョと集まる気配」とツイートがあり、北?まさか新潟組では?
と思いながら車を走らせた。
到着して、室岡さんが部活道Tシャツとともに姿を表し、早速新潟組か確認するとそうだった。
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アップをして登っていると新潟組が到着。
皆さんの登りを舐め回す様に見つめる。
基礎を追求するとここまで綺麗なフォームで登れるのかと。綺麗すぎて家に帰りたくなった。
逃げ出したい衝動と戦いながら、4,5級を一通り登り3級、2級と手を出す。
2級は話にならないが、3級は登れるものがちらほら。
この日最後の方に箸休め程度に登ったジャミング課題が登れたのだが、そういえば2級だった様な。
Keyさんはというと3級からアップ程度に登り始め2級をスコスコ登っていく。
ユースクライマーの子と「あそこ悪いね〜!」なんて言いながら一緒にセッションしていた。

で、だんだん北、西組が疲れ始めたあたりくらいを見計らって室岡先生から「みんなで練習しよう!」と声がかかる。
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3,4級の課題を使ってそれぞれの登りの違い、修正点を浮き彫りにしていく。
もちろん動画にされていない情報がやりとりされているので、そこに関しては記載は割愛。
みんなうますぎる。異次元レベルでうますぎる。なんだこれは。
同じ基礎練をしていても、環境が違うと登りもそれぞれ特徴や違いがあり、面白かった。
基礎練セッションが終わった後、新潟チームの動きが素敵すぎた。
チームで基礎練のめちゃくちゃいいお手本だなと思った。素敵過ぎて眩しい。

基礎練セッション後気づいたら20時を過ぎ、そのあとは22時まで登っていた。
最後の方は八王子組2名のサーキットを観察していたが、うますぎる・・・・。
ここに来ると滞在中は発見が多く飽きることが全然無いなと再確認した。

前回のグラニットでの部活道で、おそらく今の現状を続けていれば問題ないという判断が室岡さんの中であったから、特にいうことはなかったんでは無いかと思っていたが、やはり不安だった。
当然ではあるが、人なんて他人が考えている事は「こうなんだろうな」という予測、推測でしか判断できない。
特に基礎練をやり始めた初心者であることもあるので、先生から特に何も無いのは不安なのである。

今回はその辺も改めて室岡先生の口からはっきりと伺うことができた。
その強烈な一言が
「もう道に乗ってるから」

これ、わかる人はかなりの通です。
わからない人の為に、引用します。是非室岡さんが出ている他の回も聞いてみてください。
「あんまり人には言わないですけど、「あっ…!道に乗ったな」って。この人はもう「道」に乗ったから、まぁ当分大丈夫かな。」
 東京粉末:粉末ラジオ38-2:意識が変わる瞬間にドキドキする

まさかこの一言を自分が言われる日が、瞬間が来るとは思っていなかった。
なので、特にほかっておいても問題ないということなのである。
その後の雑談で、自分のやるべき方向性、下半身の新たな課題点を知ることができた。
ロックビーンズ前で最後に室岡さんと別れ際の小話で、
Keyさんから突如「めちゃくちゃ変わってきて、上手くなってるからね」と言われ、
畳み掛ける様に室岡先生から、「基礎練を始めてから、明らかに上達、改善してきている上に、前よりも強くなっている」と言われるという瞬間もあった。
人からそんな風に言われるとは思っていなかったし、ましてやこの2人から直接言われることなど、あり得るはずがないと思っていた。
大して上達していないと思っていたが、そんなに変わっているものなんだなと。ただ、言われた方はわからないものらしく、確かに自分もわかっていないし、実感もなく納得もしていない笑
それでもそうやって伝えていただけた事は本当に嬉しかったし、これまで継続してきたことが間違った方向に外れていなくて、実を結んできていることの裏付けになり、今後のトレーニングに対してのモチベーションが爆上がりした。

最終的に八王子を出たのは日付が変わってからだった。
毎度ロックビーンズに来ると日付が変わるのは当たり前だが、それでもまだまだ登り足りないし、もっとこの空間にどっぷり使っていたいと思うほどだ。

いつかグラニットの基礎練クライマー達みんなでロックビーンズに遠征したいと思っていたが、
そう遠くはない未来のことになりそうだと、そういう気しかしないというか、自らそっちの方向に持って行こうと画策している。
粉末ラジオにもあった「1人のインストラクターを超えるチーム」が出来上がる可能性もある。
色々考えを巡らせ、この先素敵なことしか待ち受けていないんじゃないかと思うほどだ。
いつか新潟チーム、岐阜チーム、八王子チームと合同で練習できる日が来たらいいなと思う。

新潟チームの皆さん、ロックビーンズの常連さん、室岡先生、ありがとうございました。
そして一緒に遠征してくれた師匠でもあり基礎練パイセンのKeyさん、ありがとうございました。

そして、ちょっと早いけど
2年後の自分の為に、明日から色々頑張る。

↓これから
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↓これへ!!!
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2022.5.28-29 部活道@グラニット

半年ずつ開催で恒例の部活道@グラニットへ1日だけ参加し、
2日目は知り合いがたくさんいるのと、自分が誘った人が参加するということで様子見に行った。

内容としては既に過去のレッスンでやってきていること、
また先日のロックビーンズである意味初級までの内容は卒業と言われていたこともあったため、再確認程度で見ていた。
メインとしてはどちらかというと、今回参加した人に自分が知っていることを、可能な限りわかりやすく伝える、体の動きを確認し、もっとも重要な「感覚」に対して、気づきや、芽生えができる様促すことに注力していた。

私だけでなく、珍しく土曜日は基礎練のサイヤパイセンが
「知り合いが多いから僕も参加しようかな」と参加していたが、
パイセンもサポートに回っていた。

前回までと大きく違ったのは、個別に面談時間が設けられ、この先どの様にしていったら良いのかを伝える時間があったことだと思う。
パイセンと私に至ってはサポートに回っていたので、面談という時間は雑談へと変わった。

今回初めて参加した人は、さまざまな気づきがあったり、感覚が生まれたりあればよかったかなと思う。
また、自分の体のダメージがどれほどあるのか等、再確認することができ、
この先ずっと楽しめるであろう「生涯スポーツ」が「障害スポーツ」になってしまわない様、
気づき、行動できるきっかけになっていくのであれば、部活道主催側にとってはそれだけでも嬉しいことなんじゃないかなと感じたし、同じクライマーとして切にそう願う。

気づけばもうすく基礎練を初めて一年が経とうとしている。
これまで3年後の自分のために基礎練をおこなってきていたが、
もうすぐこれが
「2年後の自分のために登る」
となる。

自分の中での新たな課題に対してもう既に取り組みが始まりつつある。
次のこの1年の過ごし方が、大きく変化するかしないかのかなり大きな転機になる様な気がとてもしている。
自己の目標に向けて、ただひたすら基礎練を続ける。

というそんなチラシの裏でした。

部活道課題お別れ@グラニットとリードトレ@KoWall、サムズアップ

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気がつくと、部活道@グラニットから半年が経過し、ホールド替えのタイミングがやってきた。
ここ最近は週2日のペースで、グラニットのオレンジテープ(4級相当)を
基礎と脱力を意識して登り込むことが主体となっており、
指、身体への負荷も高くなってきているため、あまり連続で登ったりはできない。
完全に回復が追いついていない状態が続いている。

5/21(土)部活道課題お別れ@グラニット
そんな中で火曜、木曜とジムに行ったのに、最後に登ってお別れしないとと思い、
基礎練用で購入した最強シューズ aka レンタルシューズ(イボルブのタイタン)も届いていたので、
受け取りも兼ねて、2時間くらいと決めてグラニットへ。
疲れは取れていないし、指も痛いが、水色テープ(3級相当)のお世話になった課題を数本触った。

この日、とにかく嬉しかったのは、
半年打ち込んでいたルーフのShojin課題がこれまでで一番安定して登れたこと。

しかもマイレンタルシューズをおろした日で、
この課題に取り付いた一発目でこの動きができたのはヤヴァかった。
感覚も今までで一番安定していた登りだった。
まだ修正したい箇所はたくさんあったのは事実だが、「足を残して登る」という目標は
しっかり達成でき、個人的にはそれを超えた成果がでて、お釣りが返ってきたレベル。

他の課題も登ったが、やはり回復が追いついておらず、足は切れる、ヨレるでダメなのもあった。
全部まとめて動画にした↓


部活道課題3級(記録動画の最後の課題)で、
イベント当日に室岡先生にお手本を見せてもらった動きを目指した物だが、全くできない。
再登は何度もしているが、思い描いた動きで登れない。
室岡先生はこの課題を丁寧に登りながら、
「ここでこう踏むでしょ、立ち上がって、すッって手をだして、ほらぁ、取れるでしょおお?」
と説明しながら普通に登るという。意味がわからなかった。
一通り触り、登り倒した課題たちに感謝しながら、20時閉店時間で店を後にした。

5/22 リードトレ@Ko-Wall 滋賀リード店
恵那の予定だったが、前日の雨でまともに登れないのはわかっていたので、
やすみつ君、おぎーと共に、我らがアイドルMoe氏が待つKo-Wallへ冷やかし、
もといトレーニングへ。
基礎で定着してきていることが果たしてリードでできるのかを
そろそろちゃんと確認したかったのと、そろそろこちらにも基礎を展開する必要性が
出てきていることもあったので、ちょうど良い機会だった。
入店するとMoe氏に対応される。嬉しい様な恥ずかしい様なでむず痒く、なんかぎこちなくなった笑

今回は5.9~5.10aまでの課題を数本決めて反復して登り込むことに重点をおいたが、
奇数人数なので、10本とかは登っていない。
アップ:TR 5.8
5.9×2、5.10a ワンテンTO、5.10ab設定×1、5.11a(奥のかぶり) 途中までといった感じで、
最後はクラックで遊んで終了。思いのほか基礎で身についたことは出来ていなかった。
5.9のルートで普通に腕が張った。リードしてなさすぎて、クリップライン迷子になった。
かぶりの11aは、あれよあれよと登れてしまい、オンサイト出来そうなところで、
高さにヒヨってしまい、テンションコール。高いの怖いのを改めて知る、というか落ちるのが怖い。
基礎練パイセン、KeyさんとRysaさんも来ていたので、気になったことを相談してみたりした。
その後、グラニットに直行し、ホールド外しを手伝った。いいトレーニング。

5/25 リードトレ@サムズアップ 
Kowallでのトレーニングがやはり消化不良感が強く、もっと基礎練で登りたかったので、
いつもの神様とKazumiさんに連絡し、この日ならKazumiさんがいけるとのことで、
一緒に遊んでもらった。
KoWallと比べるとグレード感も優しめなので、10台が登れた。
そのうち10bの課題が基礎練に適したラインであったため、
次回くる時はこればっかりやってやろうと思うほどだった。

時間もそこまでなかったが、10a2本、10b3本、10c1本と6本登り、残り時間はボルダーして終了。


そんなこんなな一週間だった。
今週末は部活道だ!新しい課題が超楽しみ。
登り込んで、この画像みたいに育て上げるのに一層加担しよう!!!
↓ルーフのShojin課題のホールドの一部。
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