基礎練で怪我(?)した話

しばらく何も記録することがなかったが、細々とクライミングは続けている。
さて、怪我というか身体を痛めた話を書くことにした。

<怪我の詳細>
部位:肩、上腕二頭筋の長頭、三角筋の一部
症状:腕が上がらない、痛い、日常生活に支障が出るレベル
痛くなった原因:多分絞りすぎと広背筋が使えてない事による

現時点では良くはなっているが、骨格でダラリーンとぶら下がると、肩の特定の部位が痛かったり、筋肉が固まってしまったせいか肩甲骨の動きが右側だけ悪かったりと、現在進行形で悪さをしている箇所もある。
一番辛かった時期に比べて、痛みはほぼなくなり、筋肉が固まってしまうと逆に痛くなったりするため、3月頭くらいから徐々にジムに行き始め、3月末にようやく週一ペースで行けるようになってきた。

2021年12月末にロックビーンズでプライベートレッスンを受けた際に、上腕二頭筋が張っていることを指摘されていた、また小胸筋の痛みがあることを相談していたが、症状がよくなることはなかった。
2022年1月中旬頃に、突然痛みが増し、腕を上げることができなくなった。
タイミングが良かったのかはわからないが、仕事の都合で2月は朝から深夜まで残業が続き、肉体的にはもちろん、精神的にもキツく、クライミングどころではなくなり、ほぼ強制レストへ。
ただ、思うように日常のふとした動作ができなかったり、寝ようとしても痛くて寝れなかったり、思うように身体を自分の意思でコントロールできず、そこからストレスが溜まりすぎて発狂しそうになったため、様子見と称し、ジムには二週間に一度のペースで行っていた。

色々調べてみると五十肩、野球肩に症状が近いようだった。
また、小学生のころから肩が弱いことを自負している。ボールを思いっきり投げると肩いたかったり、肩がゴリゴリ、ポキポキいう。なぜか左肩だけは鳴らないが。
生まれつきの肩の弱さと登り方を変えたことで、これまで使用することがなかった部位への負担、姿勢の悪さ・・・etcで肩にかかる疲労が最大限に蓄積され突然爆発して痛みとして出たのだと思う。

上腕三頭筋三角筋、大円筋が無駄に固まって動きが悪くなて激痛が起こっていたため、とりあえず行きつけの鍼灸院へ行き、施術をしてもらった。2月は2回施術してもらい、症状はかなり緩和された。
病院に行こうとしていたが、日を追うごとに症状は良くなり、結果的に行く必要がないレベルまで回復したため、現時点でも病院へは行っていない。その代わり、鍼灸院には行き続けている。

痛みが出た要因としては、絞って登るという練習を常にしていたため、上述した通り、疲労が蓄積したのと、広背筋をいつまで経っても効かせて登ることができない状態で登り続けており、小胸筋で引いて登っている状態となっていた。
そのため、現時点でも小胸筋の張りが減らず、痛みが発生している。

もう1つ、すごく細かい気づきだが、手の握りにも問題があるのではと考えている。
ハンドルを握っていた際に発見したのが、右と左の指の稼働域というか動き方が違う。
薬指の第一関節が曲がり、小指と一緒に力を込められる状態にするには、右の場合中指が折れ曲がり始めて始めて第一関節が曲がる。
言い換えると、この稼働範囲の関係で、右手のみ「つまむ」動作に近い動きと姿勢になっている。
で、そこに保持を補うために自然と勝手に変なところに力が入り、前腕の外側(?)の筋が筋肉痛になり、常に張っている状態が続いている。
最終的に、右腕全体の崩れにつながり、肩周りへの影響が発生しているのだと仮定し、結論づけた。

とりあえず痛みの発生原因の仮定と、それに対する対策、予防仮定作が出来上がったため、それを継続していこうと思う。
あとは、肩の痛みで動くことも嫌になり、ストレスフルな食っちゃ寝生活で体重も増え、不健康な生活だったので、それの改善と、痛みのせいでできなかったスクワットを実施中。

気のせいなと思うが、基礎練を始めてからどこかに行った指の力が、最近戻ってきたように思われる。良い姿勢で、指だけの力でぶら下がるのではなく、胸郭運動を意識した姿勢で受けるようになればかなりいい状態になるだろうと勝手に思っている。

外岩リードスポートルートに戻るにはまだまだ時間はかかると思うが、外岩ボルダーは生き抜き、トレーニングという感じでちょこちょこ再開をし始めた。
登れるはずのグレードが全く登れなかったり、セッションしても落とせる訳ではなく、精神的に良くなく、不完全燃焼になることがまだ多いため、グレード更新ということは考えずに、とりあえずプラプラして遊び続けようと思う。