2021/11/13-14 部活道@グラニット(参加2回目)の記録

11/13,14と部活道に今回も参加。
今回は2回目なので、前回と違い、現状把握のために参加。
日々の基礎練の実施状況が、良い方向に向かっているのか、練習方法はあっているのか、
また基礎練を始めてからの痛みについてなど、現状の把握と軌道修正を目的として参加した。

内容に関しては、もちろん営業妨害になるので詳しくは記載しない。
二日間参加したが、内容は前回と同じことをやると聞いていたので、すでにある情報の整理と、
もう一度内容を把握するのに役立つ。
今回に関しては、自分のクライミング仲間を基礎練いいよと洗脳して参加させたこともあり、
顔見知りがたくさんいる中だった。

特に前回と大きく違ったのは、室岡さんが僕のことをしっかり覚えてくれていたことで、
さらに話を色々振ってくれたりしたことだった。これにはちょっと驚いた。

前回参加したことで、大まかな流れを知っているというアドバンテージのおかげで、
座学の後の実技は戸惑うことなくやれた。
基礎練用に作成された課題を登ることも集中してできた。
これはやはり日頃基礎練をやって、ある程度動きが固まってきているおかげもあるのだろうが、
1つの課題に対して2,3回は登り、考えることができた。
その後、質問タイムや分析時間があり、規定時間後、室岡先生が力つきるか、生徒が泣きを見るかまでの追い込みタイムとなった。
もちろん私は両日共に日をまたぐまでいた。

2日間の中でハイライトは、小指の筋肉の話で、棒を使ったトレーニングがあった。
で、そこでなぜか長い角材が出てきたのだが、それをなぜか私がやることになり、
「素敵!ポテンシャルがやばい!」と先生に言わせたことだろう。乗せるためのお世辞なのかもしれないが笑

今回は顔と名前を覚えてもらっていたのこともあり、座学中に2日目までにやっておいて欲しいことの指示をされたり、最終日後の個別の会話で色々と相談することもできた。
その中で特に印象だった室岡さんの言葉が
「我々大型は、指の弱さというのがずっとつきまとう」
ということだった。のちにわかったが身長と体重が室岡さんと近い。
私は室岡さんよりも重く、身長も3センチ高く、リーチも長い。
「170を超える人は日本ではどうしても良いトレーニングがしづらくなる」ということも教えてもらった。
そしてリーチがかなり長い私は基礎練をやりまくった方が良いとのことだった。
(無論この先も基礎練を主軸にすることしか考えていない)

自分が「この人から教わりたい」と強く思った人が、体格が近く、悩みもしっかりわかってくれるというのは、これまでのクライミング人生の中で全くなかったこと。個人的にはこれはかなり大きい変化点だ。

現状に関しては、部活道のセッション内であまり突っ込まれることがなかったので、心配だったが、今実施していることや方向性は問題なく、ひたすらに登り込みを継続してほしいとのことだった。
指の力、保持力がまだこれからついてくるはずだから焦らずにとのことだった。
気になっていた腕の痛みに関しては、絞りを意識しているためその痛みが発生しているが、絞りすぎているわけでも無いので、心配ないらしい。
力の抜きどころ、ちょうど良いところがわかれば自ずと抜けるはずだとの言葉もいただいた。

6月に部活道を受けてまだ半年も経っていないので、まだまだこれからというかまだ始まってもいない気もするが、それなりにある程度は成長できている様。
途中嫌になってしまい3週間くらいグラニットに行くのをやめたが、その後最低でも週1、最高で週2回、2時間しっかり登りこむということをしている。

これからさらに岩のシーズンにもなるところがあるが、しばらくは岩にいく頻度を減らし、
もっと登り込みの時間を作りたいと思う。
あと2年半、自分の中で目標としているグレードが登れる様に継続していく。