2022.5.1 Rock Beans遠征、基礎練10ヶ月目の記録

ひとつ前の記事で書いた通り、基礎練を行う中でさまざまな出来事があった。
一方で身体の変化、改善策など、色々と考えを巡らせた中で、結局結論として出たのは、
「室岡さんに登りをみてもらおう」
のひとつだった。
タイミング的にも基礎練を初めてあと数ヶ月で1年を迎えることもあるし、節目としてはちょうどいいのかもと思った。
実際のところ、Shojin赤ホールドを使用した課題の誘惑に負けて、行ったというのもある。
小川山に遠征行くし、関東方面に車を走らせるなら、行かない手はないだろうということで、遠征することにした。


10ヶ月を迎え、個人的にさまざまな気づきと感覚を一度室岡さんに伝え、アドバイスをもらうことにした。
大きくまとめると以下の7項目だが、⑤については相談するのを忘れてしまった。
①基礎練を始めて、感覚としてやっとスタート地点に立ち始めた気がする。
②痛めた右の肩甲骨の動きが悪い。何か良い運動はないものか?
③上記の理由もあるが、絞った際に右の広背筋にあまり入っていかない。
④右手の薬指の第三関節が左と比べて、曲げ始められるポイントが違う。中指が曲がり始めて始めて曲げられる=つまむことになる。
⑤カチ持ちができない。
⑥体で保持るという力が上がった(体幹が強くなった?)
⑦足が前よりもちょっとだけ使える様になった。足強くなってる?

新東名を走り、パワーウィンドウが故障し隙間風が入ってヒューヒューいうノイズと、渋滞に我慢しながら約4時間半の運転の後、16時ごろ基礎練総本山、
もとい、サンクチュアリ・ロックビーンズへ入店。

いつも通りの地上でのウォームアップを行い、軽く壁でウォームアップ。
その後、「ガチむりんさーん、ガチむりんさーん」と大きな声で室岡先生から招集がかかる。
新しい下半身の使い方を教えて貰い、登り続ける。
しばらくするとまたお呼びがかかった。
室岡さんからは、まず一言。「いいね!」を受け、
衝撃的な一言
「今の段階的には、基礎練の初級は卒業!!」

えっ!!?嘘でしょ?まだダメでしょ!?とすぐに思ってしまったが、室岡さん曰く
「これまでやってきた練習は大体6級くらいのことをひたすらやってきた感じで、今までやってきたことを再度やり直している感じ」だそう。
背中の姿勢に関しては問題なく、自分で定着させた「構え」をいかに脱力した状態でできるかが今後の課題になってくるとのこと。
つまり、冒頭で記載した①の感覚はあながち間違いではなかったということになる。
その後は、思い描いた登りになる様に登り込みしつつ、気になることを室岡さんに聞いて言った。

②、③に関しては、腕を後ろに持っていく際に、肩甲骨をうまく使って連動できておらず、腕が反転するポイントで反転できていないそう。修正するために運動方法を教えてもらった。
④に関しても、つまむ動作の原因になり得るとのことで、痛い箇所も推測通りで、こちらも予防になる改善運動を教えてもらった。
⑥、⑦に関しては、登っている動作を見て力がついていることがわかり、特に足については安定してきているとのこと。スクワットは無論継続。
理想としてはウォームアップで100回は当たり前、余裕で200回やって涼しい顔をできるくらいの体力は欲しいとのこと。

現時点では懸垂をする必要性はないが、いずれ懸垂100回くらいは余裕でできる様になるタイミングがやってくるらしい。現時点では6〜10回が限界でも良いそう。
で、またグラニットで5月末に部活道を受講するので、確認できなかったことを再度確認しようと思う。

要約すると、大体自分の考えたこと、感覚はやっぱり大体合っていた。
それは以前にも室岡さんには言われていたので、その通りだなと。

どうでもいい記録ですが、ロックビーンズにあるジャミングができる課題、
これをハンドジャム片手でぶら下がった人は未だに僕以外にはいないらしい。
結構できる人いると思うので、読者の方で興味ある方は是非ロックビーンズへトライしに行ってみてください。

以上、チラシの裏でした。